起業家として成功する人の特徴!独立前に読むべき重要ページ

 

こんにちは‼️ずぜあどです🤗

あなたが起業をする上で今すぐ始めなければいけない行動。

それは起業について深く知ることです。

 

今回の記事では起業そのものについて、多方面から考察します。まずは複数の研究結果から、起業家として成功する人の特徴をまとめました。

 

●起業家として成功する人の特徴

 

まずは成功する起業家の特徴について。こちらは米国ペンシルバニア州の心理学者ロバート・バウム博士が、183名の起業家やCEOを対象に調査した結果に基づきます。

 

1. 物事を単純に考えることができる

 

物事を単純に考える。これは言い換えれば、複雑な物事を単純な要素に切り分けて、その一つひとつについて考える、という意味合いです。

 

複雑な物事に考えるとき、我々の頭の中ではどのようなことが起こっているでしょうか。

 

数多くの判断材料の中から、なるべく重要そうな事柄を選び出し、その事柄について複合的な観点から考察を試みる。

 

一見正しいように見えますが、実は致命的な問題点が含まれています。それは複数の事柄について、同時に考えてしまっていることです。

 

それぞれの事柄については、問題のレイヤー(例えば業務レベル、役職レベル、経営レベルなど)も異なれば、関与する社内外のプレイヤーも異なります。

 

性質も違えば、重要度も違う。それぞれの立場によってものの見え方が全く異なるため、それら全ての問題いっぺんに解決することは到底不可能です。

 

「バカな奴は単純なことを複雑に考える。普通の奴は複雑なことを複雑に考える。賢い奴は複雑なことを単純に考える。」とは稲森和夫氏の言葉ですが、物事を考える際のヒントはここにあります。

 

物事が複雑化している時は、最小の単位にまで事柄を分解して、その一つひとつにまず解を求めます。途中で考えなくてもよい事柄が出てくるかもしれませんが、それらは全て無視しましょう。

 

必要な全ての解が出揃ってから、改めてそれぞれの解の重要性や他の事柄との結びつきを考えつつ、全体的な最終解を出します。

 

これにより最終解を求めるまでの時間の大幅短縮と、最終回の合理的な整合性が得られます。

 

全ての優秀な経営者はこのような考え方を無意識のうちに頭の中で組み立てています。ぜひ参考にしてみてください。

 

2. 物事を明確に考えることができる

 

物事を明確な形で考え、かつ明確な結論を出す。経営者にとってこれは大変重要な資質であり、曖昧な思考はすぐに曖昧な会社経営につながります。

 

「今自社にはどんな人材が必要なのか」を考える時、極端な例で言えば「プログラミングができて、コミュニケーション能力が高い人」は曖昧な考え方です。

 

求めるスペックがあまりに不明確なので、おそらく実際のニーズにマッチしない人材を採用してしまう可能性が高いでしょう。

 

一方で「PHPとMy SQLの実務能力が5年以上あって、10人以上の開発チームでマネジメント経験がある人」ではいかがでしょうか?採用までの道筋(求人広告を出す媒体)や求める人材像をクリアにイメージできます。

 

それでは後者のような「明確な」考え方を持つに至るまでには、どのような資質が必要でしょうか?

ひとつには「経験」です。

 

自らが同じようなポジションで仕事をしたことがあれば、今の状況に必要な人材がそれより上の能力を必要とするのか、それとも下でもよいのかが判断できます。

 

とはいえ、いくら経験豊富な起業家といっても、開発から営業から広報まで、全ての経験を積んでいるわけではありません。

 

それでは自分の経験のない分野について「明確な」考え方を持つためにはどうすればいいのかといえば、これはもう「勉強」しかありません。

 

本を読んで、人に習って、とにかく勉強をして、それを業務に活かしていく中で徐々に経験を積んでいきましょう。

 

3. 物事を要約して考えることができる

 

経営者は多くの人に自分の言葉を届ける必要があります。その対象は従業員であったり金融機関であったり、取引先であったり家族であったりと、様々です。

 

要約するための考え方とは、人に何かを伝える時にいかにわかりやすく、説得力のある言葉を選ぶことができるかという視点を指しており、経営者にとっては不可欠な資質です。

 

わかりやすく、説得力のある言葉を選ぶためには、多くの知識を前提とした、多くの言葉や表現方法を知らなければいけません。

 

TPOに合わせて適切な言葉を選び、それを適切な順番で並べるためには、なるべくたくさんの本を読んでいる必要があります。それも幅広い種類の本です。

 

ビジネス書だけではなく、小説、哲学書、書評、漫画など、多彩なジャンルの文章に触れることによって、自らの語彙や表現力もどんどん磨かれていきます。

 

本当に成功している経営者はみな読書家です。「本を読まずに経営するなんて、信じられない」とは、日本の富豪ランキング1位に君臨するファーストリテイリング柳井正氏の言葉です。

 

現役のアスリートが日々トレーニングを積むように、経営者は読書を積み重ねなければいけません。

 

4. 挑戦する心を持っている

 

起業の神様とも呼ばれるマイケル・E・ガーバーは、経営者が掲げる目標にはそれぞれに「質」があると言います。

 

例えば「地域で1番人気の店になる」あるいは「自分の可能性を試したい」「資産を築いて50歳くらいでセミリタイヤしたい」など。こうした目標はどれも「自分のためだけの目標」です。

 

もちろんこうした目標も必要ではありますが、見ようによっては「自分が楽をしたいだけ」とも映ります。

 

こうした個人的な願望に留まる限り、この店の株主や利害関係者である場合を除けば、この会社に協力したり、応援したりする積極的な理由が見当たりません。

 

そうなると、会社を成功させるための必須条件となる従業員にその目標を共感してもらうことは難しく、お客様や社外のパートナーにいたっても、「安いから」「他より商品の出来がいいから(もちろんこれも大切なことですが!)といったドライな理由でのみ繋がる形になり、本当の意味で会社を応援してくれる存在にはなり得ないでしょう。ガーバーはこのような自分のための目標を「パーソナルドリーム」と呼んでいます。

 

一方、本当に成長する会社は個人を超えた、あるいは自社を超えた目標、ガーバー氏が言うところの「インパーソナルドリーム」を掲げています。

 

例えば「地域全体を活性化したい」「日本のIT環境をより安全にしたい」「子どもたちに勉強の楽しさを伝えたい」など。楽天の「人々と社会をエンパワーメントする」やマツダの「カーライフを通じて人生の輝きを人々に提供します」など、一流企業は全て社会的な理念を前面に打ち出しています。

 

こうした大きな理念にチャレンジする姿を見せることで、単なる利害関係を超えた本当の意味での支援者=ファンを獲得できるようになります。

 

5. 同じ気持ちを長く保つことができる

 

日本有数の起業家孫正義氏が19歳の時に打ち立てた「人生の目標」をご存知でしょうか?

 

孫氏は米国ホーリー・ネームズ・カレッジへの留学中、次のような目標を打ち立てます。「20代で名乗りを上げ、30代で軍資金を最低でも1000億円貯め、40代でひと勝負し、50代で事業を完成させ、60代で事業を後継者に引き継ぐ」。

 

現在62歳になる孫氏は、「最も有力な後継候補」だったニケシュ・アローラ副社長への会社継承をこそ断念しましたが、ここまでほぼ目標通りの経営者人生を送っています。

 

もちろん孫氏も多くの挫折を経験しています。「そもそも私は経営者としてこれ以上ないくらい失敗を繰り返してきています。まさにおびただしい数の傷を脛(すね)にもっているわけで、だから新規事業に失敗した社員のことも無暗(むやみ)には怒れないんです」とは孫氏の言葉。

 

それでもここまで、ソフトバンクグループの成長と拡大をリードし続けてこられた理由はと言えば、メンタル面でのタフネスなど個人的なアビリティを別にすると、やはり「最初に大きな目標を打ち立てたこと」に他ならないのです。

 

とにかく大きな目標を立てること、そしてそれを多くの人に公言すること。その二つが、起業家の強い精神と、長年にわたる経営者人生を心折れることなく続ける秘訣です。

 

●まとめ

 

ここまで、非常に多くの情報を1つの記事に詰め込んできましたが、起業・独立に対する考え方に変化は生じたでしょうか?

 

起業について「楽しそう」と思うのも、「辛そう」と思うのも、どちらも自然な感情です。というのも、起業とは自らの人生を賭けた一世一代の大勝負であり、言ってみればあなたの人生を凝縮したライフイベントです。

 

その凝縮度の高さゆえに、楽しさも辛さも普通の人生とは比べ物にならないくらい激しさを伴って感じられますが、そうした激しさを追い求めることこそ、起業家の本質なのではないでしょうか。

 

今の人生に飽き足らない方は、ぜひ起業について今一度真剣に考えてみてください。

 

この記事を読んだ時点で、起業成功の確率はわずかなりとも上がっているはずです。