休日の寝過ぎはイエローサイン?週末の寝過ぎがダメな理由
こんにちは‼️ずぜあどです🤗
必要な睡眠時間は個人差がありますが、だいたい大人の理想的な睡眠時間は7〜8時間といわれています。
しかし仕事や家事、育児などに追われていると、平日は睡眠があまり確保できないことも少なくありません。
そのぶん休日に寝溜めをして、平日の寝不足を補ったつもりでいませんか?
その週の睡眠不足をその週のうちに解消する程度の休日の寝溜めは良いものの、実は、寝溜めも程度が過ぎると健康にとってはNGな行為。体調不良の原因を引き起こしている可能性もあります。
今回は平日に高いパフォーマンスを発揮するための、休日の正しい睡眠方法をまとめました。
- 寝過ぎの原因とは?
待ち望んでいた休日。溜まった家事を片付けて、スポーツや読書をしようと思っていたのに、お昼過ぎまで寝てしまって、やりたいことができなくなったことありませんか?
平日はきちんと起きられるのに、休日になるとなかなか起きられずに、昼過ぎまで寝続けてしまう。こんな症状は5つの原因が考えられます。
●心身の疲れ
心や体は日常生活の中で絶えず、ストレスにさらされてしまうもの。知らず知らずのうちに疲れが溜まってしまうことがあります。
平日は緊張状態が続いて気にならなかった疲れも、休日は気が緩み溜まった疲れがどっと出てしまい、長時間の睡眠に繋がってしまってる可能性があります。
●体調不良
寝過ぎる背景には糖尿病やうつ病、双極性障害などの病気が隠れている可能性も。
糖尿病は血糖値を下げる役割のあるホルモンであるインスリンが正常に働かなくなり、血糖値が不安定になってしまう病。
血糖値が高くなりすぎるとインスリンが過剰に分泌され、血糖値は低下。その状態では脳にブドウ糖が十分に供給されず、栄養不足に陥ります。脳が栄養不足のとき、強烈な眠気が生まれるのです。
●加齢
夜間に目が覚めたり、浅くて疲れが取れなかったり...ということが増える傾向にある中高年。
40代を過ぎると老化の影響で体内時計が乱れ、メラトニンと呼ばれる睡眠ホルモンが減少するといわれています。
その結果睡眠の質は低下し、休日につい寝すぎてしまったり、朝も起きづらいという症状が現れてしまうのです。
●カフェインの過剰摂取
平日の日中は仕事に集中するため、カフェイン入りの飲み物を何杯も飲む人も少なくないでしょう。
しかし、コーヒーをはじめ紅茶や緑茶などにはカフェインが多く含まれています。
覚醒作用のあるカフェインの過剰摂取は循環器系を酷使し、疲労感を引き起こしてしまうことも。またカフェインには利尿作用があります。
そのため、摂取し過ぎると身体の水分不足を誘発してしまいます。
朝になっても身体に疲労感が残り、起きるのが辛くなる原因になってしまうのです。
●食生活の乱れ
寝る直前に食事をとることも、睡眠障害につながる可能性があります。
消化を終えていない段階で眠りについてしまうと、寝ている間も消化器官が休むことなく働き続けます。睡眠時間は確保しているはずなのに身体の疲れが取れず、翌朝もなんとなく眠い……ということに。
夕食は就寝する3時間前には済ませておくのがベストです。仕事で3時間前までに済ませるのが難しい場合は、寝る前のドカ食いを避けられるよう例えば会社で小腹がすいたらおにぎりを、帰宅した後に自宅で消化の良いスープを食べるなど、夕食を複数回に分けてとるのも手です。
- 平日にパフォーマンスを上げるために、休日のスリープバック術
寝過ぎないようにするための対策をご紹介します。
●6〜7時間の睡眠サイクルを保つ
はじめに1日に6~7時間の睡眠時間をとる生活サイクルを保つよう心がけましょう。必要な睡眠時間には個人差がありますが、ある程度の睡眠時間が必要なケースが一般的です。
起きる時間と寝る時間を決めてしっかり厳守しましょう。
とくに朝は近所を散歩する、朝食を作るなどといった予定を立てると、より目が覚めやすくなります。
また、気をつけたいのは昼寝の時間。適度な昼寝は仕事の効率をアップさせますが、昼寝のしすぎは夜間の安眠を妨げ睡眠時間のサイクルを狂わせる原因につながります。昼寝は20分程度に留めると効果的です。
●生活習慣を整える
睡眠の質を高めるために、アルコールや刺激の強い食べ物、油っこいヘビーな食べ物は夜に摂取しすぎないように注意してください。食事の量は腹八分目がベスト。胃腸に負担をかけてしまう食事は、消化に時間がかかり睡眠の質を大きく下げてしまいます。
さらに就寝の1時間前に適度な運動やストレッチをするのもおすすめです。身体の筋肉をほぐして心身をリラックスさせてくれるほか、血流がよくなり体温が上がることで寝るころにはほどよく体温が下がり安眠につながります。ただし、あまり強度の強い運動は避けましょう。身体が目覚めてしまい逆効果になってしまいます。身体がほどよくリラックスできて心地良いと感じられる程度がベストです。
●寝室の環境を整える
寝室の環境を整えることで深い眠りが得やすく、睡眠中の効果的な疲労回復につながります。
●寝室の温度と湿度の調整をする
寝室の温度や湿度も睡眠の質に関係しています。布団の中の温度は33℃、湿度は55%が最適だといわれています。地域や季節、部屋の環境に合わせて、自分が心地良く眠れる温湿度環境を整えましょう。
●終わりに
人生の3分の1は睡眠を費やしています。そのため、ダラダラと寝てしまい、時間を消費してしまうのはもったいないですよね。
だからこそダラダラと寝ない対策をしっかりと行うことで、時間のルーズをなくすことができるので一石二鳥です。休日にしっかりと管理を行い、平日にパフォーマンスUPに繋げましょう。