トイレ掃除をすれば本当にお金持ちになれるのか?

 

こんにちは‼️ずぜあどです🤗

 

トイレ掃除、やってますか?


あなたは、トイレ掃除をしていますか。

 

「トイレ掃除をするとお金持ちになれる」


そんな、話を聞いたことがあると思います。

 

それを実感できるような生活を送ることができているでしょうか。

 

おそらく、多くの方は、「そんな話はウソっぱちだ」と思っていることでしょう。

 

結論を先にいえば、その通りです。


トイレ掃除をしてもお金持ちになれません。

 

仮に、「トイレ掃除をするとお金持ちになれる」ということが事実とするならば、清掃業者や、シルバー人材センターにおつとめの方々は、誰もがみな、億万長者、世界的大富豪ですからね。

 

彼らの暮らしぶりを見て、私たちと何か大きな違いがあるかといえば、まったくそんなことはないと思います。

 

また「水回りにはお金の神様が宿る」とか、もっともらしいスピリチュアルな理屈をこじつけて、トイレ掃除を推奨する怪しい自己啓発のインチキ指導者とかもいます。

 

しかし、それならば、お金の神様がいるところに排泄物をぶちまけるなんて、彼らはどういう神経をしているのでしょう。

 

それとも、彼らは排泄をしないアイドル気取りなのでしょうか。

 

はたまたトイレでは排泄をせずに、アウトドアで済ませているのでしょうか。

 

それなら、そうで犬猫みたいで品性を疑います。

 

いずれにせよ、ろくなもんじゃないですよね。

 

と、いうわけで、トイレ掃除をしようが、しなかろうが、お金持ちになれるかどうかとは何の因果関係もありません。

 

別に、トイレ掃除をしなくてもお金持ちになれる方、成功できる方はたくさんいらっしゃいます。

 

たとえば、ドナルド・トランプ大統領なんて、どうみても、これまでの人生で、ただの1度たりともトイレ掃除なんてしたことないでしょうからね。

 

しかし、その一方で、
「自分が成功できたのはトイレ掃除をしていたからだ」


と主張するお金持ちの方、成功者の方はかなりいらっしゃいます。

 

それはなぜでしょうか。

 

彼らのやっているトイレ掃除は、普通の方々がやっているトイレ掃除とは何か違うのでしょうか。

 

たとえば、全部ゴールドでできているとか。

 

あるいは、トイレ掃除をする頻度が違うのでしょうか。

 

それとも、トイレ掃除のやり方が違うのでしょうか。

 

はたまた、トイレ掃除を継続し続けることにこそ意義があるということなのでしょうか。

 

この記事では、その秘密を解き明かしていきます。

 

なぜ成功者はトイレ掃除を成功の理由に挙げるのかお金持ちや、成功者に対するインタビューをご覧になったことがあると思います。

 

いずれも、成功者らしい、謙虚で誠実な人柄を感じさせる、素晴らしい内容になっていますよね。

 

それを読んで、「いつかは自分も・・・」と思われる方も多いと思います。

 

そして、そのインタビューの中でも、トイレ掃除をしていたというエピソードを語る方を見ることがあります。

 

こういった事例を見るたびに、「トイレ掃除をするとお金持ちになれる」という教えの信憑性が増すような気もします。

 

また、トイレ掃除原理主義者の方々は、この手のインタビューを根拠に、その思想へとより一層傾倒していくことが多いようです。

 

しかし、繰り返しになりますが、それでもトイレ掃除とお金持ちになること、成功を勝ち取ることに因果関係はありません。

 

では、なぜ、お金持ちや成功者は、トイレ掃除をしていたことを、成功の秘訣を語るエピソードとして語ることが多いのでしょうか。

 

その答えは、至ってシンプルです。

 

謙虚で誠実な人柄で、地道な努力を積み重ねてきたというイメージを演出することが出来るからです。

 

実際そのインタビュー記事を読んで目に浮かぶのは、汗だくになって、ワイシャツの袖をまくり上げて、トイレを掃除する社長の姿じゃないでしょうか。

 

少なくとも、トイレ掃除にいそしむ姿に対して、傲慢で偉そうなイメージは持たないと思います。

 

この他にも、お金持ちの方々、成功者の方々のインタビューをご覧いただくと、おきまりのフレーズがたくさんありますよね。

 

「周りの方々に支えられたからこその今だと思っています」


「才能がないから、せめて努力だけは負けまいと思っていました」


「お客様への奉仕を貫いていたことで幸運がもたらされたのです」

 

などなど。

 

こういう話を聞くと、あなたはどう思いますか。

 

それが本音であるかどうか、事実であるかどうかはさておき、少なくとも彼らに対してネガティブなイメージを持つことはないと思います。

 

むしろ、自分と何ら変わりのないごくごく普通の人間が、「周りの人に恵まれて」「具全の幸運が味方して」たまたま成功できただけ、と印象すらいだくかもしれません。

 

しかし、先のように、周りの方々に支えられている方、才能を努力でカバーしている方、お客様への奉仕を貫いている方は、トイレ掃除をしている方同様に、世の中にごまんといるわけです。

 

でもって、その誰もがお金持ちになっていたり、成功者になっていたりするわけではありません。

 

むしろ、そうじゃない場合の方が多いのではないでしょうか。

 

もう、これでおわかりだと思います。

 

先にあげたようなおきまりのフレーズは、成功体験や築き上げた実績に対して、嫉妬や反感を抱かれないための謙虚さを演出するための材料に過ぎないのです。

 

断じて、成功の秘訣ではないのです。

 

考えてもみてください。


仮にこんな成功者インタビューを見たら、あなたはどう思いますか。

 

言っていることは、もっともに見えるかもしれません。

 

ですが、どこか冷酷に感じるというか、少なくとも、積極的にこんな人の下で働きたいなんて思う方はいないと思います。

 

ただ、起業家である以上は、経営者である以上は、先のような価値観は程度の差こそあれ、誰でも持っているものなのです。

 

言うまでもなく、インタビューで謙虚な受け答えをしているお金持ちの方々、成功者の方々も、です。

 

しかし、先のような本音をぶちまけたところで、一体何の得があるでしょうか。むしろ、世間の反感を買うだけで、デメリットしかありませんよね。

 

事実、インタビュー記事をご覧になる方の大半は、お金持ちや成功者の秘訣を学びたいと思って読んでいるわけではありません。

 

それこそ、批判材料、叩く理由を探すべく、あら探しをしている方の方が多いかもしれません。

 

そんな攻撃材料を求めて手ぐすねを引いている方々に、わざわざ馬鹿正直に本音を語って、攻撃の材料や、反感の要素を振りまくようなお人好しなんて、群れない力の著者くらいじゃないでしょうか。